2010年10月9日土曜日

迷子のサイト

なんか、不まじめな教科書っぽいブログになってきたので、てきとーに雑文を。

実は、自分のサイトを真面目に (?) 作成するのは 2 回目です。最初は、30代の頃にアメリカの無料サーバーを使用して、個人事業主でもないのに翻訳事務所のサイトを立ち上げました。

「こんな、あからさまに無料の Web サイトに仕事なんかこねーだろ」とたかをくくっていたら、いきなりアメリカのソフトウェア会社から引き合いがきたので、もうびっくりしてしまいました。結構デカイ会社です。もうね、テンパって「すまぬ、今忙しいんでできない」なんて回答してしまいました。そしてサイト放置w

翻訳はじめた頃は、生意気盛りで「なんでもやってみせるぜ」みたいなノリで意気込んでいたんですが、実際は基礎もなく、「CAT って何」という有様でした。商取引の知識もありませんでした。正直、この仕事を引き受けなくてよかったと思います。

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と、懐かしい話のつもりで、ここまでブログを書いていて、「サイトはもう消えてるよね」なんてググってみたら、今でも生き残ってるんですよ!!! 無茶苦茶たまげましたよ。

私の出来心で作成したサイトが生き残ってるんですよ! 10 数年の間、問い合わせしても返事が来ないサイト。資源の無駄、ディスク領域の無駄、インターネット上のゴミ。

パスワードなんだっけ・・・、と思いながら当時の自分のパスワード パターンを次々に入力してみると、見事にログイン、そしてめでたく全消去 (今さっき)。

いや、なんか、罪悪感がありますね。今日は自分の罪をひとつ消せたような気がします。記事の題名も「ちょっと一休み」から「迷子のサイト」に変更しました。

こうして考えてみると、インターネット上にはオーナーが既に亡くなられたサイトが大量に存在する気がします。特に無料の Web スペースなんかは、自動的に消去されることが少ないように思えます。

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