阿吽とはサンスクリットの呪文を起源とする言葉で、阿は宇宙の始まり、吽は宇宙の終わりを意味するそうです。口をあけている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言うそうですね。(by wikipedia)
「あ」で始まり「ん」で終わる日本語は、まじめな継承者かも。そうそう、狛犬、シーサー、仁王とも、向かって右が口をあけているんですよね。これは右から左へ記述していた名残なのでしょうか。
なぜこんなことを書いたかというと、最近撮影したお稲荷さんの狐さん (後列) にも反映されていたからなんです。どれだけの年月、どれだけの場所でこの『しきたり』が守られてきたんだろう、と遠い時代に思いを寄せました。
「(´・ω・`) 師匠、なぜ右が口をあけてるんすか?」
「(`・ω・´) しらん。いいから昔どおり彫っとけ!!」
「(´・ω・`) え~っ」
みたいな会話が何度交わされたことでしょう。
前列の狐が咥えている珠や巻物については調べていませんが、これにもきっと深い意味があるに違いありません。
お稲荷さん posted by (C)sagtran
0 件のコメント:
コメントを投稿